恋焦がれたユーノスロードスター(NAロードスター)を納車しました

NAロードスター
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牧瀬里穂がクリスマスエキスプレスを待っていた頃に新車登録され、代々のオーナーに可愛がられ、愛情たっぷりの31年を過ごしてきたNAロードスターが我が家にくることになり、迎えに行ってきました。

ひらめ
ひらめ

牧瀬里穂、可愛いなあ

このCMが流れていたのが1990年で、僕が購入したNAロードスターも1990年生まれなので、1990年繋がりで懐かしいCMを拝借してきました。

それはさておき、元々は深緑の渋いVスペシャルを購入するつもりで訪れた中古車屋さんで、目移りしてクラシックレッドのロードスターを契約したのですが、もう少し検討があっても良かったのではないかと反省をしています。

なんて、思いながらも電車と徒歩でお店に着き、新品の幌、新品のタイヤ、そして、希望ナンバー「18」がつき、綺麗に洗車されたクラシックレッドのNAロードスターを見ると「この娘で良かったよ」なんて思い、並んでいる他のクルマとは違うオーラを感じるのです。

ひらめ
ひらめ

この娘は他のクルマとは違うのだ

ちょっとテンション高め、気持ちマシマシ、言葉少なめで、NAロードスターの納車経験、感想を書き綴っておきます。

僕のNAロードスターになるための納車の儀式

なんか照れますよね。『僕の』NAロードスターだって。そう今日から僕はロードスターのオーナーになったのです。

僕のNAロードスターは1990年11月に新車登録をされた31歳。人間の女子でいうと一番美しい頃合いだと思いますが、クルマとしては少々お年を召している方。ですが、全塗装済みで新品幌に交換してもらい、新品のタイヤを履いているのでパッと見はとても美しく、惚れ惚れしてしまいます。

もちろん中古だし、ゴムパーツは経年劣化で白ずんでいるし、細かな傷はあるかもしれません。ですが、今の僕にとっては「あばたエクボ」で全てを受け入れてしまう大きな愛があります。

生々しい話もしておくと、納車時の総走行距離は19万1千キロで、乗り出し価格はコミコミで121万円。

納車の儀式といっても質素で、車検証、納税証明書、自賠責保険の確認、そして過去の歴代オーナーから続く愛情の証、整備手帳とキーをいただくのみ。

ひらめ
ひらめ

町の中古車屋さんなんて、そんなもんだよね

いざ、実食

僕の牧瀬里穂、もとい、ロードスターちゃんに初ライド。初めてのベッドインはどれだけ経験を積んでも緊張するのです。それも約20年ぶりのマニュアル車、落ち着いて乗れる訳がありません。手汗を必死に隠し、これから始まる冒険にドキドキハラハラ、テンションMAXで乗り込みます。

なお
なお

なんとなく、エロさが滲み出ている気がするんだけど、暴発しないでよ

乗り込むといいましたが、NAロードスターは座面が低く、乗り込むというよりは潜り込むイメージの方が近く、僕の愛用しているキャンプ用のグランドチェアに座るのと同じイメージです。

凄く低く現代のクルマからすると小さいNAロードスターですが、運転席に収まると実は狭いなんてことはなく快適な広さ。

ちなみにスカートを履いた女子だと低い座席に座る際、パンツが見えちゃいそうなので、女性の方はサービスショットにならないように気をつけてくださいね。

緊張のマニュアル車での発進でしたが、昔取った杵柄、三つ子の魂百まで、頭の中で膨らんだ不安なんて幻想で、実際にやると身体が覚えているもので、なんなくスタートでき、お店を後にします。

一番近いコンビニで休憩

これから約20kmの道のりを帰るのですが、帰るルートはいくつかあって、どの道で帰るのが一番楽しいか、シンキングタイムです。

ナビがないので知っている道でしか帰れないのですが、それでも、大通り、バイパス、裏道、ルートは無限にあります。スマホでルートを検索しながら記憶を辿り、坂道発進の恐怖を避けるため、なるべく坂道が少ない道、もしくは坂道で止まる必要がない道を選択・・・。

ひらめ
ひらめ

坂道発進は恐怖なのだ

そんなこんなでルートを選択し、コーヒーを飲みながら、記念に僕のロードスターの写真を撮り、所有欲を満たし、ひとりで満悦していたのですが、コンビニの駐車場でクラシックレッドのNAロードスターの写真を撮りながら、ニヤニヤしている中年の親父は、ちょっとヤバい奴だと気づき、足早に乗り込み、帰路に着きます。

ちなみに、リトラクタブルヘッドライトを開けたり、閉めたり、幌を開けオープンにしたり、10分以上コンビニの駐車場に居座っていました。

ご迷惑をおかけしました。

ベビーカーに乗る子供と同じ目線

中古車屋さんを出るときはオープンにする勇気がなかったのですが、吹っ切れたというか、ここからはオープンで走ることにしました。コンビニを出るときにたまたま通りかかったベビーカーを押している母親と目が合い、優越感に浸り、道を譲ったのですが、ベビーカーに乗っていた子供と目線が同じ高さでビックリしました。

ドライビングポジションが凄く低く、目線は横に並んだトラックのタイヤの位置だし、ミニバン、軽ハイトワゴンは壁で、そんなクルマに乗っている人たちからは車内を見下ろされ、オープンにしている車内は丸見えです。

ひらめ
ひらめ

綺麗にしておかないと恥ずかしい

これだけ視線を集めるクルマだし、他のクルマからは車内が丸見えだし、周りの人のイメージを崩さないためにも、ゴミはもちろん余計な荷物は極力積まない方が良いですね。

アクセルを踏めば、反応する

NAロードスターは非力で遅いなんて言われるけど、街乗りでは十分でアクセルを踏めば、しっかりと反応するし、何よりもクイッと曲がるので、飛ばさずに周りのクルマの流れに乗って走るだけで楽しくなってしまいます。

中年のおじさんが、しゃかりになって飛ばすこともないし、座位が低いのでスピード感も味わえるし、パワー不足は感じません。

そもそも、僕がロードスターを購入したのは周りの雰囲気を味わいながら、のんびりとドライブを楽しむためであって非力で遅くても、周りに迷惑がかからないのであれば、問題ありません。

まとめ

その後に家族で出掛ける予定があったため、NAロードスター納車当日は、販売店から自宅までのドライブ(20km程度)のみでしたが、とても楽しかったです。

物色をしながら、散々悩んだのですが、NAロードスターを買って良かった。

現代のクルマ、ステップワゴンとは、全然、違う乗り物です。ステップワゴンは、静音性も高いし、アクセルを踏めばスピードが出るし、ブレーキもよく効く。スパーダなので、バトルシフトもあり、走りもそこそこ楽しめます。ですが、NAロードスターにはNAロードスターでしか味わえない楽しさがあるのです。

来週から始まるゴールデン・ウィークはNAロードスターでドライブ三昧する予定です。

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