我が子の自立問題。本当の自立とは、子どもが「将来、飯を食っていける」かじゃね?

子育て
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僕の家庭、思いっきりプライベートな話だけど、衝撃的な事件があったので記事にしておく。

何があったかと言うと、中学2年生のうちの長男が、中学校の生徒会の会長になったそう。僕は中学生のとき、生徒会なんて全然、興味がなかったのでビックリしている。

来年の高校受験にむけての内申点稼ぎかと思い、聞いてみたら「内申良くなるらしいね」なんて、内申点のことは、後から知ったぽい。

アホなのか、頭が良いのか親の僕も判断がつかない子どもだけど、何にでも興味を持ってチャレンジする人間に育ってくれて、良かった。

今のところ、順調に成長してくれていて本当に良かったよ。何もかも手探りでやってきた子育てだけど、間違ってなかったのかなって思える。

子育ての目的って何かってことだけど、僕は

子どもを自立させること。自分で食っていけるようにすること。

だと思う。子育てに正解なんてないし、失敗したら取り返しのつかないこと。だから、みんな、悩むと思うし、チャレンジ出来ない。僕だって疑心暗鬼で育児本も何冊も読んだし、良く分かる。

僕の育て方だって正解かは、分からない。生徒会長なんて人生に必要ない。目立たず、ひっそりと生きる方が良いと思う人だっているよね。目立つと味方も増えるけど、敵も多くなるし。

出来るだけ、敵を作らずに平穏に暮らしたいって人、そんな子どもを育てたいって思う人には、僕の子育ては向いていない。

でも、反対に子どもに「自分で気づき(興味を持ち)、考え、行動する人間」になって欲しいと思っている人なら少しは参考になるかな?

僕の育児論と言うか、子育ての考え方、実践の仕方を熱く語るよ。興味があったら付き合って下さい。

自立して欲しい

子育てをしている親のほとんどの人は、子どもに自立をさせたいと思っているハズ。ここで大事なのがほとんどってトコロ。実は最近、子育て中の親にニュータイプ(?)が現れて社会問題になっている。

その辺の話は別の機会にするよ。簡単に言うと「冬彦さん」を推進する派(笑)、気づかずにマザコンにしちゃう親たち。ネタ的に面白いので、別の機会に。

ちょっと話がそれたので戻すね。普通の保護者なら子どもを自立させたいと思うよね。

「朝、自分で起きて欲しい」とか

「何度言っても出来ない。親としてちゃんと自立させなければ」なんて考える。

いちいち親に言われなくても生活の習慣的なことを自分で出来るようになってくれよ

でも、それって本当の自立じゃないよ。それは大人に都合の良い子ども。手が掛からない子どもだから、自立していると勘違いしちゃうけど、都合の良い子どもにしようと考える大人が多い。

本当の自立とは

親の思い通りに動く子どもは、自立した子どもじゃないんだよ。勘違いしている人が多いのでもう一回、言っておく。大人の都合の良い子どもが、自立した子どもじゃない

本当の『自立』とは(自分のやりたいことを) 自分で考え(見つけ)、 自分で気づき(興味を持ち)、自分で行動していくこと。

言ってる意味わかる? 親や周りの大人がやって欲しいことをやるんじゃなくて、子どもが自分の人生を送れるようにすること。違う?

とりあえず、僕はそう思う。

だから、子どものうちから「自分のやりたいこと」だったり「やらないといけないこと」に気づくようにしてあげることが大切。そのためには色々と経験をさせてあげないといけない。それも子ども主体でね。

危ないから止めさせるとか、大人がやらせたいことをやらせるなんてナンセンス。どのくらいナンセンスかと言うと、うんこ漏らしそうだからって女子便所に入るくらいナンセンス。

いくつまで「そんなことはやめなさい」とか「これをやった方が良いよ」なんてアドバイスをするの? 「子どもは判断ができないから、大人になるまではアドバイスするのが親の役目」なんて言っている人いる。

だけど、そんな指示を出され続けて、「ハイ、今日から大人」ってタイミングも難しいし、そもそも大人になったタイミングで「もう、大人なんだから、あなたのやりたいことを自分で見つけて、やりなさい」なんて言われたって、いきなり出来るもんじゃないよね。

『自立』は難しい

そんなバカな話があるもんか。って思う人は正常だよ。でもね、実際に社会人をしていると結構、いますぜ、自立できていない人。

言われたことは何でもやる。それこそ、文句も言わないで。社会人として遅刻もしないし、欠勤もないし、誰からも嫌われない良い人。

いっぱい、いるじゃん?

自分の意見もないし、そもそも何かやりたいことないの?なんて人。そんな生き方を否定するわけじゃないけど、これから先、それこそ、ITが発展するとタスクをこなす仕事なんてコンピュータに奪われちゃう。だって弁護士や医者だってAIに置き換わろうとしているんだよ。

今なら生きていけるかもしれないけど、これから先、自分でやることを見つけないと仕事にすら、つけなくなるかもしれない。子どもたちが生きていく時代って僕らの想像を超えているんだよ。

もしかしたら、働かなくてもベーシックインカムで生活できるかもしれない。でも、やりたいことがなかったら、生かされているだけ。生きているのが、面白くないよね。

自己実現力が必要

僕の経験上、自立している人って何でも自分でやりたいことを見つけて、実現している人が多い。仕事に限らず、趣味やプライベートでも。自己実現力って言うの?なんか、人生を楽しんでいる人が多い。

僕もそうなるように努力をしているけど、子どもたちにも、そうなって欲しい。

そのためには、やらされていちゃダメなのよ。「自分でやりたい」と思わなくちゃ。やりたいと思うから、困難にぶつかっても、やり遂げる努力ができる。根性とか、努力って言葉は、あまり好きじゃないけど、最後は精神力なんだよね。

もちろん、やらされてたことが、好きになるケースもあると思うよ。でも、自分でやりたいことを見つけることって大事じゃない?

子どもを自立させるために

ちょっと偉そうに聞こえるかも知れないけど、僕は自分の子ども以外にたくさんの子どもの育成に関わってきた。僕は少年サッカーの指導者を10年近く続けて、普通の人より、多くの子どもに接してきた。

少年サッカーのコーチも一緒で、やっぱりね、サッカーが上手い子どもにするためには、結局、子どもを自立させる必要があるんだよ。サッカーも自分で考えて、判断してプレーできる子どもが上手くなる。

そのために「サッカーが好き」って言うサッカー小僧に出来るだけ早い時期にしてあげられるかが大切。

何でもそうだけど「好きだから頑張れる」好きでもないのに頑張れるヤツがいる?

周りの大人がやること

僕は、結構、オタク気質があるので、育児本もたくさん読んだし、セミナーや講習会を通して、僕の考えは間違っていなかったと改めて感じた。全部、少年サッカーの指導者をするためだけどね。

僕が子どもを自立させるために子どもの周りにいる大人がやることは

子どもを自立させるために意識すること
  • 自分で考えさせる
  • 『ヒラメキ』や意見を大切にする
  • 行動を見守る
  • リスペクトする

我が子が可愛いからって、子どもの障害、困難を先回りしちゃダメなのよ。失敗させれば良い。失敗したらチャンス。次から失敗しないようにどうすれば良いか気づかせる

よくいる親は、子どもが失敗すると可哀想だからなんて言って「ああ、しなさい」「それはやっちゃ駄目」なんて声をかけたり、子どもが一人でやろうとしていることを手伝ったりしちゃう。

もちろん、イライラもするよ。「早くしろよ」って内心思うことなんて日常茶飯事。でも、子どものためにグッと我慢する。我慢が苦手な僕でも我慢する。

過度な期待はかけない

これは僕だけかもしれないけど、我が子には僕を超えて欲しい。なので期待はかけている。でも、息子は息子。僕とは違う人生を歩んでいく。

勉強でもスポーツでも、結果や成果を求めたくなるじゃん?でもグッと我慢。子どもに過度な期待をかけると「何でできないんだよ」とか「何回言ったら分かるんだよ」なんてイライラしてしまう。

そうじゃなくて、我が子のために、子ども自身が気づくように促してあげる。自分で気づけば、忘れないようになるよ。これ、意外とマジ。

周りの大人が、子どもの『今』、目先の結果にこだわって子どもをジャッジしたり、指示を出したり、答えを教えたりしちゃうと子どもは自立できない。

子どもの個性なんだよ。僕だったら絶対にやらないことだって、子どもが興味を持ち、やりたいと思うなら全力で応援するよ。中学校の生徒会長だって、何やるか知らんけど、やるなら頑張れって応援するよ。

良い経験だと思う。例え、上手くいかなくてもね。

成長したあかつきには

子どもの成長は嬉しい反面、寂しくなることもあると思う。でも、小さい時から子どもの個性を認め、リスペクトすることで子離れもできるんじゃないかな。

僕は息子たちが、どんな人間に育ってくれるか興味津々。二人とも変わっている子どもだけど、それも個性だよ。みんなと同じが良いなんて二人とも思っていない。

まだ、上の子は15年、下の子は9年しか子育てしていないけど、このまま素直に育ってくれればと思う。今のところ、良い感じで育児ができていると思う。

出来れば、いつまでもリスペクトされ続けられる父親でいたいよね。そのためには子どもたちをリスペクトしなければダメだよ。

子どものうちにたくさん失敗して、考えて工夫をして欲しい。失敗して改善することが成長だよ。大人になって初めて失敗をして、人生を踏み外すより子どもの時から、いっぱい失敗をして経験を積んで欲しい。

そして、成長したあかつきには、ビールでも奢ってもらいたい!!

ちなみに「おすすめの本」

僕の子育論は、スタートは少年サッカーのコーチから。サッカーの育成についての本をたくさん読んできた。その中で、僕が参考にしているのが「池上正」さんの考え方。

普通、こういう本を読んだときって僕の感覚だと3割は「共感」、3割「ふ~ん」。残りは「僕には関係ないや」って思うんだけど、「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」って本は、凄く共感が多かった本。

サッカーの指導者目線と父親としての目線の両方で共感。10年以上前の出版された本だけど。マジでおすすめ。サッカーで、子どもを自立させようと言う池上さんの考えは、とても大事だと思う。本当なら、少年サッカーに関わる全ての大人に読んで欲しい。

この本は、奥が深くて、これから子育てをする人、子育てをしていて上手く子どもが成長できていないと思う人に読んで欲しい。もちろん、少年サッカーをしていなくても。

子育て

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