伝説の名車「ユーノスロードスター」は安くて楽しい車だった

NAロードスター
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(マツダレストアサービス公式から引用)

現代の車は安全で快適で誰でも運転ができるように進化を続けているのですが、その分、価格も高くなってきました。簡単に購入できる金額ではなくなり、若者の多くはクルマを所持することに興味を持たなくなってしまいました。

昭和50年生まれの僕はクルマは『男のステータス』という時代を経験し、クルマがなければ彼女もできないなんて真剣に考えていた時期もありました。そんな1990年代、平成の初期は現在でも語り継がれる名車が多く発売され、よりハイパワー、よりゴージャスなクルマが求められた時代でした。

そんなパワーウォーズの自動車業界に一石を投げたのがユーノスロードスター』でこのクルマの登場は世界を変えました

なお
なお

大袈裟だな

ひらめ
ひらめ

ライトウェイトスポーツカーの復活はロードスターからなんだ

ユーノスロードスターの魅力は「安い」「楽しい」だった

ユーノスロードスターが発売された1989年にはスカイラインGT-R(R32)が発売され、一気にスポーツカーの在り方が変わった年です。R32スカイラインは当時の若者たちに衝撃を与え、スポーツカーはよりハイパワー、より大きくと発展をしました。良いか悪いか、好きか嫌いかは別として、多くのスポーツカーは大きなエンジンから生み出されるハイパワーを電子制御を用いて、ムダなく推進力として地面に伝え、想像を絶するスピードを手にしました。

ひらめ
ひらめ

クルマがマッチョ化していくきっかけはR32だと思う

当時マツダと言えば、ロータリーエンジンのRX-7というスポーツカーがあり、多くの若者の憧れだった。そんなマツダが新しい販売チャンネル『ユーノス』でロードスターを発売したのです。

ゴリゴリのハイパワーを電子制御でコントロールをしてより速く走ることが正義だった時代で、ハイパワーになればクルマの価格も当然あがるわけで、そんな中、170万円という価格で発売されたロードスターはある意味衝撃でした。

なお
なお

170万円が衝撃だったの?

ひらめ
ひらめ

値段もそうだけど、パワーのなさが衝撃だった

スポーツカーが280馬力の自主規制をかけたのがこの年代だったと思います。そんなパワーウォーズ真っ只中、120馬力のロードスターは売れるはずがない。というのが青二才の若造であった僕の印象でした。

中古のロードスターは本当に安かった

1990年代の終わり頃はロードスターは40万円くらいでゴロゴロしていたのです。人気があり売れた車でさらに2代目のNBロードスターにモデルチェンジをしたので、中古市場にたくさんのユーノスロードスターがあったのです。

当時、僕は先輩にもらったEG6シビック(SiR)という車があったのであまり中古車を探してはいなかったのですが、同級生や後輩たちは「ユーノス(ロードスター)しか買えん」と嘆いていたのをよく覚えています。

楽しく走れるFRのロードスターで運転を覚えた人も多いのではないでしょうか。

だけど、そんなロードスターに時を超えて令和の現代に改めて乗ってみるとユーノスロードスターが目指した「運転の楽しさ」が間違っていなかったと再認識できるのです。

だれもが、しあわせになる。

ユーノスロードスターのカタログに書かれていた『だれもが、しあわせになる。』の意味が約30年経って理解ができるようになったのです。以下に引用します。

だれもが、しあわせになる。

街の通りを、はじめて見る小さなスポーツカーが、幌を開けてそれは元気に走っていく。セダンの男が振り返る。歩道をいく女性が立ち止まる。見慣れた街の風景が、いっぺんに華やぐ。2人しか乗れないし、パケッジをそうは積めないし、ひょっとすると、人とは少し違って見えるかもしれないけれど、走らせる楽しさは、これがいちばん。
ドライバーとスポーツカーのそんな軽やかな気分が、きっと、だれもの心をときめかせるのだろう。ユーノス ロードスター。基本は、小振りのオープンボディ、タイトな2シーター、FR。機械であることを超え、心の通いあった馬を操るように駆ける「人馬一体」の楽しさを純粋培養した、新時代のライトウェイトスポーツ。お届けするのは、人とクルマの新しいときめきを想像する全く新しいカーチャンネル「ユーノス」。このクルマを手に入れるほんの少しの勇気を持てば、きっと、だれもが、しあわせになる。

CLASSIC MAZDA

本当にこのカタログのままなのですが、ユーノスロードスターは小さくて可愛いオープンカーで街を走れば、年配の方は目を細めて微笑んでくれるし、ロードスターを知らない小さな子供たちも笑顔で手を振ってくれるのです。

運転する楽しさはユーノスロードスターが一番なのです。レンタカーや友達、家族のクルマを含めると数十台、約100台近くのクルマに乗ってきたのですが、ユーノスロードスターの楽しさはパワーだけではなく「走る、曲がる、止まる」が高次元で実現できているというか、感性に訴えるものがあるのです。

なお
なお

他にもたくさんクルマがあるのに?

ひらめ
ひらめ

気合を入れなくても楽しいんだよ

スピードを出して走らなくても楽しいというか、気合を入れて走らなくても良いのがユーノスロードスターなのです。低速で街中を流していても楽しいのです。

これから先も越えられない『人馬一体』感

現在もモデルチェンジを繰り返し、4代目のNDロードスターが発売されているし2022年には新型ロードスターになるなんて話も聞こえてきました。ロードスターのライバルは、ロードスターであって他車とは違う人馬一体』感を持つ唯一無二のモデルなのです。

その脈々と続くロードスターの元祖の『ユーノスロードスター』は足りないものもたくさんあるけど、運転が楽しいライトウェイトスポーツカーで現代でも十分に楽しめるクルマなのです。

ガソリン車の終焉なんて悲しいニュースが騒がれる昨今ですが、ユーノスロードスターに乗れたしあわせは、僕のカーライフの中で良い思い出になると確信をしています。

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